しょーちゃんのクソブログ

いつもコンビニやスーパーで割り箸いりますか?と聞かれると咄嗟に「2膳で」と言ってしまいます。彼女持ちを思わせる高等テクです。

人類の無力さを知るがいい

人間とは無力だ、無力なのだ。

この世で最も優れた生命体とはなにか、それは秋田犬だ。まんまるしっぽはとてもチャーミングでお顔がかわいい、驕るな人間共。お前達は無力なのだ。

秋田犬はかわいい、かわいいのだ。

情報が錯綜するこんな時代じゃ人間は毛深くて茶色い犬を見ても『毛深い 茶色 犬 名前』としか調べることしかできないだろう、無力、人間は無力なのだ。

しかし秋田犬のおめめはぱっちり、ぱっちりなのだ。

ああ人間は本当に無力だ。

──しかし、だからこそ美しい。

個として成立できないからこそ、他者と手を取り合う姿は秋田犬にはないものだ、だって肉球しかないのだから。

だが同時に、人間とは誰かの上にマウンティングを取らないと生存できない生き物だ。何かの、誰かののナンバーワンを人間としての構造上、自然と求めている。秋田犬はわんわんと吠えることしかできないのに。

 

 

 

リードに繋がれた人生からの解放、もしゃもしゃと飯を食ってるだけの人生にサヨナラだ、俺は戦う、自由を求め続ける、この牙がお前の指をガブガブだ、くんくんと匂いを嗅いでいるだけだと思ったか?わーんわんわん!ばかめ!その散歩コースは目隠しをされてもへそで茶を沸かしながらペタペタすたすたと歩いて行けるぜ、秋田犬ですから。俺の将来の夢はポリスワンだ、青いおぼうしを被って、防弾チョッキを身につけて、この世界の治安を警察が築いた正義の名のもとに権力を執行する、立ち塞がる者は俺が睨んでやるぜ、震えてケージの中で眠ってるこった!秋田犬にだって野望ってものがあるんでい!ケンタッキーフライドチキン風呂の中で1度は寝てみたいもんだぜい、人間は骨無しチキンなんてものを食べるみたいだな、無力、人間とはやはり無力なのだ。