しょーちゃんのクソブログ

いつもコンビニやスーパーで割り箸いりますか?と聞かれると咄嗟に「2膳で」と言ってしまいます。彼女持ちを思わせる高等テクです。

【ネタバレ感想】FGO2部6章 プリテンダー?なにそれ髭男?

空想の終わり、最後の鐘の音が鳴り響き、泡沫の夢物語から目覚めた。

辺りを見渡せばFGOをプレイしている友達は指折り数える程度にまでなってしまった。

終局特異点の魔神柱狩り速度を競う友人も、共にガチャの爆死を誓いながらも友人だけがイスカンダルを当てたことも、目を血走らせながらBOXイベを周回し数を競い合ったことも、全ては過去の記憶として確定された。

メインストーリー更新の日はいつもお祭り騒ぎで、どこまで進めたか、このシーンが最高だった。と夜が開けるまで、瞬きの星々が淡い泡沫の幻想としてその身を隠すまで、太陽のように語り続けた。

それも過去の話だ。

6年と言う長いコンテンツ、終わりのない長距離走と景色の変わらない道程は私達の煌めく瞳と朗らかな口を塞ぐには充分すぎるものだった。

故に私は書き残すのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2部6章最高過ぎたあああああ!!!!!!

 

え、無理、しんど、村正?オベロン?え、うそ、ホームズ!?ネモーーーー!!!!

 

 

ブログなんて最高の文明がこの現代には存在するんだ!これを使わずして何が令和の人間か!書くぞ!俺は書くぞ!語りたいことを語りたいだけ語りきってみせるぞ!!行くぞはてなブログ、文字量の制限は充分か───────!!

 

 

 

 

うん、まず言わせてね?

巷では妖精がド畜生だの、ベリル・カットさんだの、奈須きのこには人の心が無いだの言われているが、いや、うん、とてもわかる、凄く分かるし、それについても語りたいんだけど、取り敢えず人として、妖精國ではなく、地球に存在する一人の人間として言いたいことがあるの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オベローーーン!!オロローンオロローン

 

 

やーーー、良いキャラ過ぎた。

プリテンダー?なにそれ髭男?

おっと、ここから先はネタバレのアクセルフロスロットルのオーバードライブのリミットオーバーだぜ!なに言ってるの?え、こわい…と思っても、そこはそれ、てめぇの方こそついてきやがれー!

あーーーー、ほんと好き。たまらなく好き。

2部6章は全編通して、泣けるシーンと胸熱のシーンが随所に張り巡らされているのですが、一番のお気に入りはやっぱりオベロンの最後。

じゃあね、カルデアのクソヤロウ!

ここの「じゃあね」なのがとても良かった、「じゃあな」ではないんだ、オベロンは「じゃあね」なんだよ、はぁ、好き。

人間は打算なしに誰かを助けられる種族で、妖精は無垢に誰かを笑顔にできる優しい種族だ。

報酬がなくとも、その人の笑顔で救われる。

認められなくとも、その人の努力は積み重なる。

例え自分が信じた善が誰かにとっての悪であり、真っ向から否定されて、負けてしまったとしても、それまで歩んできた善性の軌跡は決して無駄なモノなんかじゃない。

なーーーーんて全部嘘!大嘘!綺麗事ばっかりの気持ち悪い人間達が描く度し難く、吐き気を催す醜い泡沫の夢!

オベロンの言っていたことは、確かに間違いで、許されることではなくて、築いた縁を滅茶苦茶にして、全てを裏切った最低な人だけど、彼の気持ち、彼の“本音”はどれも響くものばかりだった。

だってその通りだ。無意識に人を助けていたとしても、心の片隅では微かな報酬を望んでいるんじゃないか?押し付けた善意を悪意で返された時、「ま、押し付けたものだしね!」なんて割り切って許せるのか?オベロンの言っていたことは、自分達が“見たくなかった人としての側面”を見せつけられた気がする。人間はそんなに綺麗で美しい種族じゃない、どんな聖者にでも負の側面はある。どんな優しい人でもフラストレーションは溜まっていく。本当に気持ち悪い。フラストレーションを溜め込んだ優しい人も『自分が我慢をすれば相手は傷つかない』なんて思っている、優しいから、素敵な人だから、そう思う。だけど限界に達したら?明確な悪意を持ってそれを誰かに発散したら?『自分は今まで我慢して来たんだ!』て感情を爆発させる。勝手すぎない?草舟のように流されていた人が、突如としてジャンボジェット機に変身して急突進!事故った後は悲劇の主人公を気取って自分語り、人間ってそんなもん。だからこそオベロンの言葉が心に深く刺さる、妖精でも人間でもない、第三の視点、傍観者であったオベロンだからこそ紡ぐことのできた台詞だったんだ。

 

あー、それと村正?

彼についてもちょっと語りたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んーーー、好き!!!!

 

はーー、かっこいい!え!神殺しさん!ちょっとグリムって、ええ!?はーー(クソデカため息)、キャストリアと永遠に仲良くしてろコノヤロー、え、待って、何処にいくの?ああ、そんな、うそ、嘘だろ、村正ァ!

 

 

 

 

あと、とってもニヤけたスクショを一枚だけ貼らせてほしい!シナリオを見せるのは好きじゃないんだけど、本当にここだけ!

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このやり取り良すぎない?

この前に沢山の胸熱展開と激鬱展開があったの、え、うそーーー、この盤面でそんなウィットに飛んだキューティクルなやり取りしちゃうんだー、初めての通信がそれなんだー、ふーん、やるじゃん。(腕組)

本当にニヤけた!えええ好きーー、!て感情が爆発した、きっとこれが恋なのね、ありがとうアタシに恋を教えてくれて、好きよFGOくん。

 

あとは「どうしてお前はいつもそうなだバーヴァンシー。」はぶっ刺さりましたね。

モルガンが玉座から降ろされたシーンは1ヶ月経った今でも深く焼き付いてる印象深いシーンでした。「おねがい、やめて。」彼女はモルガンであって、使命を背負う道を歩むしかなかった普通の女の子。ちょっと他の人より頭が良くて、感情を押し潰すのが特技になってしまった女の子。大丈夫、君の希望と祈りは次の世代がしっかりと引き継いだ。だからカルデアでゆっくりとお休み。

 

あれ、そう言えばベリルさんは?あぁ、妖精がド畜生過ぎてベリルさんの悪の部分が霞んで見えてしまったんだった、いけないいけない、彼もとんでもない悪役で……悪役……ま、ずっとクリプターがラスボスだったし、たまにはラスボスを映えさせる役者に落とし込むクリプターが居ても良いよネ!!でも唐突な自分語りと告白はもう無しにしてくれよな!君の愛情表現は受け入られにくいんだ!

 

話は少し逸れて、今回のFGOくん、iPhoneぶっ壊しに来た?新演出てんこ盛りでぐう激アツだったんだけど、ロードに5分ぐらいかかった時はびっくりしたよ!オベロンの宝具演出が初めて入った時なんか白い画面を3分は眺めたぜ!?でもカッコよかったのでOKです(サムズアップ)

 

物語は『愛』と『嘘』のシナリオだと解釈。

愛し方、愛され方は様々でも人と人が想いを共有することは愛に違いない。歪んだ愛の形もあった、真っ直ぐな恋もあった、隠し通した思いがあった、消えない想いがあった。間違っていると気付いていても、歪んだ感情であると理解していても、その愛こそが唯一無二だからこそ裏切れない、失えない。限界を超えて強くなれる究極のおまじないであり、究極の呪い。誤魔化しが一切通用しない感情。ラン子お前のことやで。

 

パーシヴァルについてもちょこっと、まず顔がいい!ド好みドストライクぶち抜いて来て俺のハートはフルストライク、バッターチェンジ!て感じで、シナリオの立ち位置も「き、騎士〜〜!!かっけ〜〜!!」と完璧な存在でした。寿命を削って必殺技出す人に弱いんよね、衛宮さん?ベディ?うんうん君達には聖杯をたっぷり使って長生きしてもらうからね?パーシヴァル?いい加減ウチに来い?

彼の“妖精國”としての騎士の在り方については、複雑な思いでいっぱいだった。なぜ助けるのか、なぜ己が身を滅ぼしてまでこんな國の為に戦うのか、理解は難しい、それでも彼の気持ちは真っ直ぐに理解できる。故に感情のミキサージュース一丁あがり。シナリオを進めていくにつれて、ただただ辛い。休んで、と言いたくなるけれど、それはパーシヴァル本人が最も嫌いとする。故に背中を押してやるしかない、自分がパーシヴァルの戦う理由に納得いっていなかったとしても、パーシヴァルが戦う気持ちには納得してしまっているから。お前の聖槍はほんまピッカピカやで!

 

ネモ、書きたいことが多すぎる。とにかく今回も可愛過ぎましたね、もっと聖杯いる?ネモマリーンズだけテキストで「うわ〜〜〜(泣)」と出るんですけど、この(泣)がとても可愛い、心を持っていかれる、君だけの特別演出だからね!?ストームボーダーは今回も大活躍、あれが動き始めてから逆転劇は始まる!て感じ毎回あるよね!好き!!!ところで君のPUはいつ来るんだい??それとムニエル、お前とは良い酒が飲めそうだ。

 

2部6章は心をすり減らしてくる描写とシナリオで進める度に悪鬼羅刹の表情で生殺与奪のタップを振るうシナリオでした!そう言うところだそ奈須きのこ(褒め言葉)

まだまだ書きたいこと、熱量質量物量が有り余っているのですがこれ以上ははてなブログくんが泣いてしまうのでこの辺で辞めておいてやろう、感謝しろはてなブログくん。ここまでありがとうね、はてなブログくん。好きよ。

私はオベロンPUを座して待って眠るとするわ。

あぁ、本当に良い(ここの“良い”には100万通りの意味が含まれる)シナリオだった。